イベントレポート
2019年08月20日

親子ワールドクッキング ハンガリー

ハンガリーと日本には、長い繋がりがあったことをご存じでしたか?
今年、2019年はなんと「ハンガリーと日本の外交関係形成150周年」の記念の年なのです!
ギャラクシティではそれを記念して8月20日(火)から9月23日(月)の期間、「ハンガリーフェア 2019」を実施しました。

その中で、ハンガリーの家庭料理を知ってもらう機会として、9月15日(日)に「親子ワールドクッキング!ハンガリー編~ハンガリー風ロールキャベツ~」を開催しました。
午前と午後の2回開催でしたが、どちらの回も満員御礼、16組32名の方に参加していただきました。

ハンガリー伝統のロールキャベツは日本でよく食べられるコンソメ風味のものとは違い、繊切りのキャベツを塩漬けにしたザワークラウトや香辛料の一種であるキャラウェイシード、パプリカパウダーなどの異国情緒あふれる食材をふんだんに使った一風変わった味わいです。講師の服部先生からは、ハンガリーはパプリカの原作国で、特産品であることも教えてもらいました。

ハンガリー①.jpg

手をよく洗い、調理開始!

ハンガリー②.jpg

ハンガリー③.jpg

まずはロールキャベツのソースをつくります。
トマト、ベーコン、パプリカを細かく切り、ザワークラウト、パプリカパウダーやキャラウェイシードを加えて煮立たせ、最後に塩を加えて味を調えました。

ソースを煮ている間に、ロールキャベツを巻いていきます。

ハンガリー④.jpg

豚肉ににんにくや、パプリカパウダー、キャラウェイシード、塩胡椒を加え、さらにインディカ米を混ぜ合わせます。
湯がいたキャベツにタネを詰めて、それをパプリカのような円錐(えんすい)形に整えていきます。
上手くできたら、スープに入れて、しっかりと火が通るのを待ちます。

ハンガリー⑤.jpg

お皿に盛り付け、お好みでサワークリームをトッピングして、完成!

自分たちで作った料理を実際に食べた子どもたち。「おいしい!」という声が上がり、あっという間に大きめのロールキャベツ2個をぺろりと平らげてしまっていました。

見学していたお父さんたちも実食の時は一緒に食べましたが、サワークリームやスパイスの味が気に入ったのか「しっかり作り方を聞いておいて、お家でも一緒に作ろうね」と子どもたちと話す様子が伺えました。

ハンガリー⑥.jpg

「普段はこんなに手間をかけてご飯を作れない」なんて言っていたお母さんは、先生にパプリカパウダーのメーカーやキャラウェイシードの売っているお店など、たくさん聞いてしっかりとメモを取っていました。

私も普段から料理はする方ですが、一人暮らしで調理しているせいか、こんな風に沢山の家族の方と料理講座に参加していると、まるで実家に帰ったかのような、なんだか暖かな気分になります。
今回参加していただいた皆さんの家庭にも、家族の味としてこのロールキャベツが食卓に並び続けたらいいな、とふと思ってしまいました。

ギャラクシティでは、たくさんの料理講座を定期的に開催しております。
この記事を見て興味を持った方、おなかがすいてきた方、ぜひ参加してみてください。

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