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【ギャラクシティ天文ネットワーク講演会③「すばる望遠鏡~ハワイの『白い山』から宇宙を望む3~」】

開催日: 2017年9月16日

9月16日(土)14:30~15:30、国立天文台ハワイ観測所の藤原英明さんをお招きし、143名様にお話を聞いていただきました。
国立天文台ハワイ観測所のすばる望遠鏡は、標高4,200メートルのマウナケア山頂にある大型赤外線望遠鏡です。

現地で撮影された画像をドームに映し出すと、山頂に並ぶ世界の天文台を実際に自分で見ているような迫力があります。ハワイというと常夏のイメージですが、観測所は標高が高いため、時期によっては積雪があり、さらに空気も薄く、研究者の方にとっては苛酷な環境だということです。血中酸素濃度計を使って身体の状態を把握し、高山病にならないような工夫をされているとのお話もありました。そんな環境で仕事をしているのは天文学者の方ばかりでなく、技術者の方が多く、全体の半分を占めているそうです。数年に一度は観測を止めて大掛かりな機器のメンテナンスを行うことも欠かせないとのことで、様々な分野の方の協力によって運用されていることがわかるお話でもありました。望遠鏡本体は高さがなんと約25mだそうです。望遠鏡をドームいっぱいに映し出すと、その迫力に圧倒されます。


最近のトピックスとして、土星探査機のカッシーニが探査を終えたことが報道されていますが、その土星の観測もおこなったそうです。土星の環をすばる望遠鏡が赤外線で観測したところ、カッシーニの隙間にも氷が存在しているらしいことがわかり、隙間が赤外線では明るく見える様子が捉えられていました。講演会の終了後には、大勢の子どもたちが藤原さんを囲んで熱心に質問している姿が見られました。講演会をきっかけに宇宙や天文に興味を持った子もいるのではないでしょうか。

これからも、まるちたいけんドームならではのイベントをたくさん行なっていきます。
詳しく決まりましたらウェブサイト等でご案内をします。ぜひご参加ください。どうぞお楽しみに!

(まるちたいけんドーム担当)