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ギャラクシティのサイエンスデー!【益田孝彦先生のスペシャルサイエンスショー「大気圧ってたいしたやつ!!!」】・【本物★獣毛図鑑 クマ編・偶蹄目編】開催!

開催日: 2017年8月27日

ギャラクシティでは年に2回、夏と春に「サイエンスデー」を実施しています。スペシャルゲストを招いて科学に特化した様々な講座やサイエンスショーを開催し、子どもから大人まで楽しみながら科学に親しめる機会をつくっています。

今年の夏休みも最終週にさしかかった8月27日(日)が2017年夏の「サイエンスデー」。この日に、大気圧のふしぎに迫るサイエンスショー「大気圧ってたいしたやつ!!!」と、本物の動物の毛で標本をつくるワークショップ「本物★獣毛図鑑」が開催されました。

サイエンスショーをしていただいたのは、これまで「サイエンスレンジャー」として青少年や一般の方にもっと科学や技術に関心をもってもらう目的で活動されてこられ、「科学の鉄人」としても有名な益田孝彦先生(葉山町立一色小学校校長)。今回は「大気圧」をテーマに、盛りだくさんの実験を準備してきてくださいました。

益田孝彦先生(葉山町立一色小学校校長/S.Rおもしろ博士)


水の入ったグラスに小さな板で蓋をして、逆さにすると…板の下から空気が押しているため、水がこぼれない。ここまではよくある実験なのですが、「さて一体どれくらいの力で空気が押しているのか、試してみよう!」と益田先生。
今度は板についたフックに、お米の袋がついたひもを引っ掛けていく。5㎏…大丈夫!10㎏…大丈夫!15㎏… あっ!!板がさすがに重さに耐えきれず外れ、水がこぼれてしまいました。
コップほどの広さに10㎏以上の大気の力がかかっていたことが、ドキドキ・ハラハラしながらもよくわかる実験です!

おもしろく詳しい解説をしながらも、次々と実験を見せてくださる益田先生。

密閉された容器の中に水の入ったビーカーを入れ、容器を閉じて中の空気を抜いて真空にする実験では、ビーカーの水があっという間に沸騰していきます。その時の温度は37℃。水が沸騰する温度も、空気があるかどうかで大きく異なることがよくわかります。

益田先生の「沈めー!」「浮けー!」の声にあわせて、メスシリンダーの中のおもりが浮いたり、沈んだりしてしまう、「益田スペシャル!」。

最後は鉄でできた大きなボールを、筒の中に入れ、掃除機をONにすると勢いよくボールが浮かび上がります。大人でもなかなか持ち上げられないほどの重いボールが、空気の力で自在に動く様子には大人からも子どもたちからも歓声があがりました。




ショーの後も、子どもたちや保護者の方が先生の周りに集まり質問し、益田先生からは一人一人に最後まで詳しい解説がありました。

 
普段はあまり意識することがなかったかもしれない空気ですが、とても大きな力をもっていて、そのおかげで私たちの暮らしがあることを、実験を通してしっかり学ぶことができるショーでした。この迫力満点のサイエンスショーには合計160名の方が参加し、ホワイトあとりえが歓声につつまれました。

お隣のものづくりガレージでは、これまで年間を通じてギャラクシティで開催している「ギャラク科学実験ゼミナール」の講師をしてくださり、森林インストラクターとしても活動されている安田篤先生にお越しいただき、本物の動物の毛を使った標本づくりの講座「本物★獣毛図鑑」が開催されていました。


安田篤先生(森林インストラクター)


講座はクマ編偶蹄目(ぐうていもく)編がそれぞれ2回ずつ実施され、合計60名の子どもたちの参加がありました。
クマ編ではシロクマとヒグマ偶蹄目(ぐうていもく)編ではインパラとニホンジカ本物の毛を使って、標本を作っていきます。偶蹄目(ぐうていもく)とは、あまり聞きなれないかもしれませんが、4本の足に偶数の蹄をもつ哺乳動物のことで、インパラやニホンジカ、ほかにウシやキリンなども偶蹄目のなかまになります。

 
講座が始まると、配られた毛をやさしくなでる子どもたち。「つやつやしてる」「気持ちいい」と、子供たちも嬉しそうです。

シロクマの毛は白く見えるようで一本一本をよく見ると、透明であることがわかります。これは透明な毛のほうがよく光を反射し、体を白く見せるため、アザラシなどに気づかれずに狩りをするのに有利なのだそうです。

またインパラはアフリカでは他の肉食動物の餌にされていたり、人間によって生息環境が壊されたりしているため、個体数が激減しているそうです。シロクマとともに、現在絶滅危惧種に指定されているため、今回のような本物の毛を使えることはとても貴重なのだそうです。

他にも、安田先生の哺乳動物にまつわる様々なお話で勉強した後は、さっそく標本づくりに取り掛かります。

きりで毛皮に穴をあけ、ピンで台紙に止めていく作業では、親子で一緒になって楽しく取り組んでいる姿がありました。
毛を台紙に止めた後は、綺麗にガラス容器の中に入れていきます。標本を作ることでじっくりと観察しながら学ぶことができたし、自分で作った標本を見ながら今日学んだことや経験したことをいつでも思い出すことができますね。

解説書のついた標本はとても美しく、おしゃれなインテリアにもなりそうです。



参加したこどもたちからは
・いろいろ進化して今の姿になったことがよくわかった。
・つくるのが楽しかったし、いろんなことが知れた。
・動物の毛のかたさや、暑さと寒さによって体がどのように変化するのかなどがわかった。
・北海道の動物園でシロクマのことは少し知っていたけれど、ここに来てもっとたくさん知れてとてもよかったです。
などの声が寄せられました。

ギャラクシティでは今後も科学に特化した様々なイベントを予定しています。これからもみなさんと一緒に科学の様々なふしぎについて学んでいきたいと思います!

今後の科学関連イベントは以下の予定です。
★9月23日(土・祝)博物倶楽部プレゼンツ~みてみよう!じっけんとかんさつ~
http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=8597

みなさまのご参加をお待ちしております!



イベント関連URL:
益田孝彦先生のスペシャルサイエンスショー「大気圧ってたいしたやつ!!!」
http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=8170
本物★獣毛図鑑 クマ編・偶蹄目編
http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=8169

(こども体験事業担当)