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放送作家の先生から文章を書く楽しさを学ぼう!”サクサク”と文章が書けるようになる?!「サクサク作文教室」開催

開催日: 2016年12月11日

夏休みの宿題や学校の国語の授業の定番の課題である様々な「作文」。「何をどういう風に書いたらいいのか」「そもそも文章を書くのが苦手」など…この「作文」に頭を悩ます子ども達(とその保護者の方)も多いのではないでしょうか?そんな「作文」に悩める子ども達(とその保護者の方々)へ救済の手を差し伸べるとっても楽しい作文教室「サクサク作文教室」を去る12/11(日)に開催し、午前・午後の2回で小学校3年生から6年生までの計29名の子ども達が参加しました。


この楽しい作文教室の先生は、テレビやラジオなどの人気番組を手掛ける放送作家の嵯峨野功一さん。「池上彰のニュースそうだったのか!(テレビ朝日)」や「グッド!モーニング(テレビ朝日)」等、現在放送されている様々な人気番組を手掛けてらっしゃいます。

テレビやラジオの世界で活躍中の嵯峨野さん

まず嵯峨野さんの自己紹介から。「放送作家」というテレビやラジオにおいて台本や企画を作り、番組を<構成>する「放送作家」のお仕事についてまず説明してくださいました。今は文章を沢山書くお仕事をしてらっしゃる嵯峨野さん。実は子どもの頃、作文を書くのが嫌いで苦手だったそうなのです。会場にいる子ども達に「作文が好きな人?」という質問をしてみると「好き」と手をあげた子は2名ほどで、あとの子は「好きじゃない」に手を挙げました。なぜ作文を書くのが嫌いかと言うと「書くのがめんどくさい」「何を書いていいのか分からない」という理由が上がります。今回のこの「サクサク作文教室」では、この2つのネガティブな理由を払拭するために、作文をどういう風に書き始めると楽しく書けるようになるのか、様々なゲームを通して学びました。

ことばビンゴ
まずはみんな知ってるゲーム「ビンゴ」をすることからスタート。ただしあるテーマの下に紡ぎ出される「言葉」を使ったビンゴです。「動物」「赤いもの」などテーマをみんなで選んで、それから紡ぎ出される言葉でマスを埋めていきます。対戦相手は先生の嵯峨野さん。嵯峨野さんがそのテーマで書きそうな言葉を想像しながらマスを埋め、嵯峨野さんが読み上げる言葉を消していきながら早くビンゴをすれば勝ちです。

 ビンゴのテーマ決め

ことばビンゴ!

ひとつのテーマで様々な言葉を考え、連想して皆、頭の体操になったようです。

 プロフィールクイズを作ろう
次は「クイズ」を行います。「クイズ」のルールは、回答の「プロフィール」の一部が順番に出されます。その「プロフィール」を順番に聞きながらその答えが何か当てるのです。

例えば…

①わたしは「お父さん」です

②わたしは「まちあわせ場所」にいます
③わたしは「数字の1」が好きです
④わたしは「干支」にいます
⑤わたしは「棒に当たる」ときがあります

③あたりで手を挙げて正解を言い当てる子が出てきます。答えは「犬」ということになりますが、このような「プロフィールクイズ」を自分でも作ってみます。

サクサクシートを使って考えよう

嵯峨野さんが配ってくれた「サクサクシート」を使って考えます。真ん中の枠にクイズの答えになる言葉を書いて、それから連想される様々なキーワードを周りにドンドン書いていきます

 

それらのキーワードからプロフィールを考え、答えがより連想しづらいプロフィールからより連想しやすいプロフィールの順に並べてクイズの難易度も構成し考え、最後にきれいに書いたらできあがり。

どんな風に言葉やヒントを並べたら難しくて、解いてる人が楽しいクイズが出来上がるか、みんな知恵を絞りながら考えていきます。出来上がったクイズをみんなの前で発表してくれた子もいましたよ。

できたクイズを皆に出してみよう

この「プロフィールクイズ」では、言葉を構成する楽しさを学びました。


頭をスッキリさせよう!
次に作文を書きだす前のコツを教わりました。いきなり原稿用紙に書き始めるのではなく、テーマに沿って構成を考えて、下書きをまとめてから書き出してみようというお話をしてくださいました。

書く前の構成下書きが大事!

物語を作ろう!
さてここまで来たら自分で作文を書いてみます。テーマは「桃太郎、おじいさん、おばあさん、桃、犬、サル、キジ…」をいう昔話「桃太郎」と同じ登場人物を登場させて「桃太郎と違う話を作る」というものです。

桃太郎と違う話を作る

これも「サクサクシート」を使って考えてみます。真ん中に今回の物語の主人公になる登場人物を書き、その周りの枠に物語の要素となる人物や物、出来事などを書き込んでいきます。主人公とどんな関係かなど、なるべくディテールを考えて書いていきます。
はじめにサクサクシートを使って皆で考えた物語は、犬が繁盛していないきびだんご屋さんをやっているお話。隣にあるサルのきびだんご屋は繁盛しているのにと、犬はおばあさんに相談。そのうち犬のきびだんご屋は繁盛するようになってサルは困っておじいさんに相談します・・・と、どんどんサクサクシートを使うと物語が膨らんできます。

どんどん物語が膨らみます

サクサクシートで構成をまとめたら、原稿用紙に書きだします。参加してくれた子ども達も、構成を考えた後だとスラスラ筆が進むようです。構成した物語に様々な言葉で肉付けしながら15分から20分で原稿用紙1枚半程度の物語を書ききった子もいました。

 

嵯峨野さんから「自分が体験していない架空の物語を書くというのは実は難しいこと。今回みんなはそれをスラスラ書けたのだから、遠足や修学旅行に行った後の自分が体験したことの作文は、きっとうまく書けるはず」とお話ししてくださいました。

「今日楽しかった人?」 多くの子ども達が手を挙げてくれました



今回の「サクサク作文教室」はこれで終了。後日、嵯峨野さんは希望された参加者の書いた物語をメールで添削もしてくださいました。

参加した子ども達からは下記のような感想が寄せられました。

■作文の楽しさがすごくわかった。
■作文は苦手だったけどいろいろな話を聞いて楽しく書けるようになりました。
■構成を考えることで作文がスラスラ書けた。学校でもこのことを生かして書きたい。
■放送作家のことをもっとくわしく調べたいとおもった。
■物語を作るのが楽しかった。
■作文は大切なところを探し、順番を考えれば、いいのが書けるということが分かった。
■下書きと構成のやり方がわかった。作文を書くのがちょっと楽になった

文章のプロフェッショナルの方から楽しいゲームやクイズを通して作文を書くときのコツを教えていただき、文章を書くことに対する苦手意識を取り払いながら、自然と子どもたちが文章を書く楽しさを感じられるような講座となりました。

関連URL:
サクサク作文教室
http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=6841