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歴史ある千住の名銭湯「タカラ湯」に潜入!千住いえまち×ギャラクシティ 千住こども探検隊part3「千住の銭湯に潜入!銭湯を楽しみつくそう大作戦」

開催日: 2016年12月3日

銭湯が現在も40軒残る足立区は、東京23区で2番目に銭湯が多く存在する区であり、銭湯が生活に密着・浸透しているエリアでもあります。今年で3回目を迎える町探検プログラム「千住こども探検隊」では、この「銭湯」にフォーカスを当て、昭和13年に建築され「キングオブ縁側」の異名を誇る美しい日本庭園を持つ歴史ある千住の名銭湯「タカラ湯」にうかがい、ご主人からお話をおうかがいし、これから使える銭湯グッズを手作りする企画を12/3(土)に開催。13家族計29名の親子が参加してくださいました!

さて・・・一昨年・昨年に引き続き今年も子ども達と一緒に探検してくださったのは足立区の千住でユニークな活動を続ける「千住いえまちプロジェクト」のみなさんです。「千住いえまちプロジェクト」は足立区の千住地域で歴史ある‟千住らしいまち並み”の消散を防ぐべく新しいアイデアで様々な活動を行っているグループでギャラクシティとの活動は今回で3回目となります。

昨年の企画で完成した「千住おもしろスポットマップ」

★昨年の「千住こども探検隊PART2」について →

北千住駅から徒歩20分程、荒川河川敷にほど近い住宅地の中にある「タカラ湯」に参加者のご家族が集まってきます。タカラ湯の近所に住んでるタカラ湯の常連の子ども達も今回は参加してくれました。

宮造り千鳥破風の堂々とした建物に参加者の子ども達が集まってきます/タカラ湯の看板猫「ボビー」もお出迎え

下駄箱はどういう風に使うのかな?/番台でスタッフが受付

今年「現代の名工」に選ばれた銭湯絵師・中島盛夫さんが描いたという富士山の絵が美しい浴室

ギャラクシティのスタッフと千住いえまちプロジェクト代表・山崎たいくさんがまずはご挨拶。「銭湯に今まで行ったことのある子?」という質問に半分の子が「今回初めて来た」に手をあげました。

そして本日の特別ゲスト、タカラ湯のご主人・松本康一さんからタカラ湯の歴史について古い写真と共にお聞きしました。1927年に開業されたタカラ湯は現在の場所には1938年に改築されたそうです。今から80年以上前に「タカラ湯」は誕生したということです

タカラ湯の法被を着て松本さん登場

  建前の写真/「上総掘り」で掘られた井戸

チンドン屋さんも出て賑やかな開店の時の写真
八つのお風呂が楽しめるということを売りに「八つ風呂温泉」というキャッチフレーズののぼりも出てます。

今も入口に残る七福神の彫刻は柴又帝釈天の門前の仏具店の作

昔働いていたタカラ湯スタッフの写真
昔は今と違って赤ちゃんのお客さんが多かったそうで、多いときは脱衣所に10台ものベビーベッドがあったそう。お母さんが赤ちゃんをお風呂に入れてあげた後、ベビーベッドに赤ちゃん寝かせ、スタッフが面倒を見てあげている間に、お母さんが入浴をしていたとのことです。

1952年に撮影された少しおもしろく不思議な写真
子どもからお年寄りまで多くのお客様で賑わう男湯の脇に並んで記念撮影をする松本さんのおじいさんやおばあさん写真。昔はたくさんの子ども達も銭湯を利用していた事が分かります。

ちなみにこの日に松本さんが着てらっしゃった「タカラ湯」の法被は、おじい様が残した茶箱を整理しようとした時に偶然見つけたものだそうです。子ども達から「銭湯のシャワーは何で固定されているの?」等タカラ湯や銭湯について疑問に思ったことの質問を受けた後は、タカラ湯のバックヤード・ツアーを開始。

男湯の脇の「キングオブ縁側」の異名を誇る美しい日本庭園を抜けてバックヤードへ/庭には鯉も泳いでいます

  

まずはお風呂のお湯を沸かす炉を見学  番頭さんが炉でお湯を沸かす仕組みを教えてくださいました。昼間この炉で沸かし、夜はガスを使っているとのことでした。

銭湯のシンボルとなる高~い煙突を真下から見上げます

「タカラ湯」のバックヤードはとても広いのですが、昔は木場にある建設資材の集積場から隅田川を通じて、炉で燃やすための木材を燃料として運んでいたそうで、タカラ湯に到着したらこの広いバックヤードで木材を乾かしてから燃やしていたそうです。今も燃料としていらなくなった木材などを燃やしています。

見た事ない銭湯の裏側に保護者の方も興味津々

さてバックヤード・ツアーの後は、今後銭湯に行くときに使える銭湯グッズを手作りします!



★消しゴムハンコで「銭湯てぬぐい」づくり
ハンコ作家のミネキクさんが銭湯をテーマにしたステキな消しゴムハンコの数々を持ってきてくださいました。それをペタペタ無地のてぬぐいに押して自分だけの銭湯てぬぐいをデザインしました。

脱衣場でつくりま

  ♨マークも

素敵な銭湯てぬぐいできたかな?

★手でこねこねしてつくる「手ごねせっけん」づくり
洗い場では、せっけん素地とハーブ、ハチミツを混ぜて作るやさしい手ごねせっけんづくり。素朴な風合いのかわいらしい石鹸が出来上がりました。千住いえまちプロジェクトの皆さんも作るのを手伝ってくださいました。

せっけん作りは浴室で

素朴なせっけん完成

番頭さんからお湯のかき混ぜ方も教えてもらいました。

木の板を使ってかき混ぜます

銭湯グッズが完成したら、みんなで洗い場に出てシャボン玉を飛ばして遊びました。銭湯の上部の窓からもたくさんシャボン玉が飛ばされて幻想的な雰囲気に。

  

このシャボン玉を飛ばすのに、千住を舞台に音楽のイベントを開催している団体「音まち千住の縁」のご協力をいただきました。

 最後はご主人・松本さんを囲んで記念撮影!

イベント終了後は待合室でオセロをしたりしながらタカラ湯の開店を待ちます。
開店に合わせて近所の常連さんもお風呂グッズを持ってタカラ湯にやってきました。今回の町探検に参加した多くの子ども達もゆっくりお風呂につかって帰ったようですよ。

飲み物を買えたり、ボードゲームでも遊べる、ゆったりできる待合室

参加した子ども達からは下記のような感想が寄せらえました。
・いろんなことが知れたし作れた。銭湯では火をもやして熱くしてお湯を沸かしていることを知った。
・町の探検は良い経験になる。
・銭湯のことがよく分かった。昔は子ども達がいっぱい銭湯に来ていたことを知った。
・シャボン玉やスタンプを押すのが楽しかった。せっけんやてぬぐいづくりなど、いろんなことができた。
・はじめての銭湯だったから銭湯はこういうところかと分かった。
・タカラ湯は80年の歴史があるということにおどろいた。

今もなお多くの歴史ある銭湯が残る足立区の特徴にフォーカスを当て、昔ながらの銭湯や銭湯から発するコミュニティ、そして地域に残る歴史や文化に親しむことの出来る企画となりました。

関連URL:
千住いえまち×ギャラクシティ 千住こども探検隊part3「千住の銭湯に潜入!銭湯を楽しみつくそう大作戦」
http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=6843