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子ども達と震災を振り返る 読み語り「奇跡の一本松 大津波をのりこえて」~わすれない3.11~を開催

開催日: 2016年3月6日

2011年3/11に日本を襲った東日本大震災から今年で5年。ギャラクシティでは3/6(日)に東日本大震災を絵本の読み語りを通して振り返る未就学児から小学生の子ども達に向けた【読み語り「奇跡の一本松 大津波をのりこえて」~わすれない3.11~】を開催しました。

大きな被害を受けた岩手県陸前高田市で津波を生き延びた一本の松の視点から、震災の恐ろしさや震災後の悲しみ、昔から幾度と津波に遭いながら歩んで来た陸前高田の歴史、そして復興に向けて歩む人々の姿を描いた絵本「奇跡の一本松 大津波をのりこえて」は、足立区の千住にアトリエを構えお仕事をされているイラストレーターのなかだえりさんの作品。2011年の震災の年に出版された絵本です。

今回のイベントに参加してくれたのは3歳から小学生までの子ども達とそのご家族。子ども達は、5年前の地震を薄っすら覚えている子、生まれていたけど記憶がない子、その当時まだ生まれていない子と、震災の記憶について尋ねるとそれぞれ。今回、震災について初めて詳しく知る子も多かったようです。

まず、東日本大震災について写真などのスライドを通して話を聞いた後、ギャラクシティをはじめとする足立区内の施設を中心に活動を続けている「紙芝居サークルもくもく」のみなさんによる絵本「奇跡の一本松 大津波をのりこえて」の読み語りを挿絵のスライドに併せてお聞きしました。松の視点を通して描かれる津波の恐ろしさや、仲間達が流されてしまった悲しみ、その後みんなで励ましあいながら歩んでいく姿を語る物語に、震災を体験しなかったまだ小さな子ども達も真剣に聞き入っていました。

その後、作者のなかだえりさんより、震災後にこの絵本を描いた時の思いや、実際なかださんが見た一本松の様子、幼い頃の海水浴の思い出が残る陸前高田についてや、絵本を描く為に取材した「高田松原を守る会」などについてをスライドを通してお話をお聞きし、最後になかださんより、これからも被災地の事を思い続けることが支援に繋がることや、被災地に機会があれば実際に訪ねて欲しいという思いで締めくくられました。

当日は絵本の原画も会場に展示され、イベント後に原画をじっくり鑑賞する子ども達の姿も見られました。

イベントに参加した子ども達や保護者の方達からは下記のような感想が寄せられました。
・5年前のことをいろいろ知れてよかった。(小学生)
・知らないことを知れた。来て良かったです。(小学生)
・小さい子も絵本の読み聞かせで震災のことが分かり、参加してよかったです!(保護者)
・子どもが震災を知る良いきっかけになりました。(保護者)
・今後のために大切な企画だったと思います。(保護者)
・私も被害にあった仙台市に住んでいたことがあり、知人は今も住んでいます。機会を使って今後行ってみようかなという気持ちになりました。(保護者)
・小さな子ども達も参加してみたいと思える読み聞かせと言う方法で津波の怖さを伝えていてとても良かった。(保護者)
 

子ども達と震災を振り返り、足立の土地から被災地の復興を願うイベントとなりました。
 

関連URL:
読み語り「奇跡の一本松 大津波をのりこえて」~わすれない3.11~
http://www.galaxcity.jp/modules/event/index.php?action=PageView&page_id=5022